12月24日 短期上昇の兆しあり?
全体感
本日は昨日に引き続き上昇しました。
マザーズ指数は5日移動平均線を超えてきましたので、また短期上昇する可能性が見えてきました。
75日線が下向きでロウソクは下値を切り下げているため、今のところ下目線ですが、今回の上昇が続きレンジ相場になることも頭の片隅に入れています。
個別銘柄
6232 自動制御システム研究
+26,965円
100株利確しました。残り100株です。
理由は前回高値付近という点と、上下に延びたヒゲが気になります。
出来高はまだまだ右肩あがりで、その他売りシグナル出ておりませんが、最近大きく上げて1日で全戻しされる経験をしたので、トラウマになり早めの利食いをしました。
残りは上昇が終わるまで持っていきたいと思います。
4395 アクリート
新規エントリーした銘柄です。
エントリー理由は2つあります。
1つ目はストキャスティクスのGCがおき、MACDも方向転換している点。
2つ目は高値から25%以上下げている点です。
ファンダも良く、グロース株なのでそろそろ押し目買いのチャンスと読んでの先回り買いです。
出来高の上昇がないですし、フライング気味なので100株のみエントリーしました。
6619 ダブルスコープ
新規エントリーした銘柄です。
ただし今日9%上昇していますし、割と高値で買っているので明日陰線で戻されると厳しい展開になりそうです。
逆指値はセットして明日に賭けたいと思います。
こちらも様子見程度しかエントリーしていませんが、強そうなら買い増しも検討しています。
最後に
今日は指数気にせず、強そうな銘柄に新規乗りしました。
全体が弱いことは変わらないので明日以降どうなるか分かりませんが、個別で強い銘柄に乗っていくスタイルは継続していこうと思います。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
【入門編】スイングトレードで株を始める
今回はスイングトレードの概要を説明していきます。
スイングトレードとはデイトレードと中長期投資の中間期間のトレード手法です。
だいたい、数日から長くても数週間で手仕舞うのが一般的です。
もちろん練習が必要ですが、正しい手法を身につければ数ヶ月で利益を出せるはずです。
ぜひ今回紹介するスイングトレード方法を身につけてください。
なお、今回の記事では株トレードを始めたばかりの方、これから始めようという方向けの内容になっています。
目次
スイングトレードとは?
初めにスイングトレードについて詳しく紹介しておきます。
導入部分でも説明した通り、数日から数週間の期間でトレードを区切ります。
期間についてですが、基準がある訳ではありません。
ただし保有期間が長ければ長いほどファンダメンタルの要素が強くなり、期間が短ければ短いほどテクニカルが重要になります。
つまり、企業分析に自信があり長期的に上昇すると戦略を立てれば数ヶ月保有することもあります。
対照的にテクニカル中心でトレードする人なら、数日で区切る場合もあるでしょう。
一口にスイングトレードと言っても自分の得意分野や資金に応じて、手法を選ぶ必要があります。
この後紹介するトレード方法は小額資金で経験が浅い人でも利益が出しやすい、比較的期間の短い手法になります。
メリットとデメリット
メリット
- 日中、株価を見る必要がない。
- 小額スタートでも利益が出せる。
- 企業分析や経済ニュース(ファンダメンタル)に疎くても勝機がある。
まず日中株価をチェックする必要がありません。不利に聞こえるかもしれませんが、日中チャートを見ないことで無駄なトレード欲が排除できるため、経験が浅い人にはむしろメリットになります。
次に小額資金でも十分利益が出せます。特に値動きが軽い新興市場なら30万円程の資金からでもそれなりの利益を出すことができるでしょう。
最後にファンダメンタル分析が苦手という人でも、チャート分析を追求することで十分チャンスがあります。
デメリット
- 優待や配当が得られない場合が多い。
- 大きく負けるリスクがある。
基本的には買った値段と売った値段の差額を狙っていきますので、優待や配当を狙ってエントリーするということはありません。
次に損失リスクについてです。慣れてくると大きく掛けたり、損切りルールを設けなかったりと無意識に過大なリスクをとってしまうことがあります。
1回のミスで全財産を失うリスクもある、ということを意識しなければなりません。
しかし、これに関しては、この後述べる損切りルールを守れば回避できますので、そちらも必ず目を通してください。
どれくらい利益が出せる?
資金にもよりますが、100万円の資金があれば月に5万円程は利益を上げられると思います。
仮に30~50万円ほどのスタートでも、月に2〜3万円の利益は上げられるでしょう。
ただし練習が必要です。
少なくとも3ヶ月は修行期間と考えて、損失も我慢してください。
また実戦練習をするだけでなくチャート分析を繰り返し、自分なりの戦略を立てましょう。
大きな利益を得るには、自分に合ったトレード戦略を見つけなければなりません。
練習方法や分析については私のブログで取り上げているので参考にしてください。
スイングトレードの売買戦略
ここからは具体的な売買戦略を見ていきます。
詳しい内容を知りたい方は別記事にトレード方法を載せていますのでこちらを参照ください。↓
【チャート分析】勝率を上げるエントリーポイント - イシダのチャート分析室
ここでは順張りトレードについて紹介します。
株価のトレンドに沿った方向に売買する方法です。勝率が高く、利益を上げやすい特徴があります。
エントリー方法
まずはトレンドを掴みます。
青い線が75日移動平均線です。
株価が75日線よりも上で、75日移動平均線が右肩あがりなら上昇トレンドです。
時々、ロウソクが75日線を割り込んでいますがすぐに上抜ける時は上昇トレンドとみなします。
この様なチャートの銘柄を選びます。
そして具体的な狙い目は画像の小さい矢印で示した小さな上げを狙います。
次にエントリーするタイミングについてです。
MACDという分析ツールを使って、ゴールデンクロスがおきたタイミングを狙うと上昇に乗りやすくなります。
更に詳しい説明を下記の記事から確認してみてください。↓
【チャート分析】勝率を上げるエントリーポイント - イシダのチャート分析室
売買数量
経験が浅かったり、新しい手法に挑戦する場合は最小単元100株からスタートしましょう。
慣れてきたら資金に応じて2〜5銘柄ほどに分散買いをしましょう。
1銘柄集中投資は危険といいますが、ここぞという時には、アリだと考えています。
もし思惑通りの結果にならなくても損切りを徹底していれば、退場するほどの損失にはならないはずです。
ただし、あくまで経験を重ねて利益を上げられる人に限ります。
利益確定のタイミング
利益確定をするタイミングは上昇が止まったタイミングです。
判断基準はロウソクが5日移動平均線を割ったら、またはMACDが方向転換したタイミングが分かりやすいです。
上昇が続いている間は保有し続けるか、分割で利食いをして少しでも天井まで保有するようにしましょう。
「1万円儲かったから」という理由で利確していると、利益を伸ばす習慣が身につきません。
損は小さく利益は大きくを心がけるようにしましょう。
損切りルール
損切りルールは資金に対して損失許容額を決め、そこから逆算した値段に逆指値をセットします。
例えば総資金に対して2%を損切りラインとした場合、、、
100万円の資金ならば2万円以内が損失許容額です。
例)100万円資金 1000円の株を100株の場合、800円に逆指値をセットします。200株ならば900円です。
順張りスイングで短期の上昇を狙う場合は資産に対して2%以内で損失許容額を決めると損失を小さく抑えることができます。
エントリーしたら必ず上記のルールで決めた損切りラインに逆指値注文を出してください。
これを怠ると、気づかない間に暴落し、大損をしてしまうことがあります。
また今回記事で紹介しているトレード戦略では、基本的にエントリー後すぐ上昇することを見込んでいます。もしエントリー後、横ばったり下がるような期間が長いようであれば、タイミングを間違えた可能性が高いので2%を待たずに損切りを検討してください。
損切りルールを軽視すると、必ず大損して退場することになります。
エントリー方法と合わせて損切りルールについても勉強しましょう。
選ぶべき市場
東証1部、マザーズ、JASDAQそれぞれの市場で値動きに特徴があります。
東証1部(大型株)
東証1部に属する1日の出来高が100万株ほどある大型株は値動きが比較的緩やかです。
またMACDなどのシグナルもダマシが少ないので初心者の方向けです。
デメリットとして値動きが小さいので利幅も小さくなりがちです。
トヨタ自動車、softbank、サイバーエージェント、伊藤忠、パナソニックなど大企業が対象です。
マザーズ、JASDAQ(成長株、中型株、小型株)
1日の出来高が数万〜数十万株ほどの中型、小型株は値動きが激しい傾向にあります。
チャート分析に自信があれば、小額資金でも大きな利益を得られます。
ただしダマシのシグナルも多く、値動きが激しいため損切りも頻繁に起こります。
大型株で、ある程度経験を積んだ人は新興市場も試してください。
まとめ
以上がスイングトレードの説明になります。
比較的誰でも始めやすく、練習を重ねれば利益を上げられるトレード手法です。
最初は難しいかもしれませんが、退場することなく相場に居続けることで必ず上達することができるはずです。
最初は月に5万円を目指してトレードに取り組みましょう!
以上、最後までありがとうございました。
【トレード日記】12月23日 暴落からのリバウンド?
全体感
新興市場、昨日あれだけ大きく売られたせいか、今日はリバウンドの1日でした。
明日どうなるか気になります。
もし、まだ上昇するなら以前から期待しているリバウンドの可能性ありです。
しっかり下げるなら、下降トレンド確定かもしれません。
ただ指数ではそんなにハッキリと分からないチャートパターンも予想されるので、個別で強いところに狙いを定めた方が良さそうな相場環境ですね。
下げ相場は読みづらいので本当に苦手です、、、
個別銘柄
今日は全体的に上昇しましたが、気になる点がありました。
多くの上昇銘柄で出来高が小さいということです。
押し目買いがしっかり入れば出来高も平均より上がってきますが、ほとんどで並以下でした。
つまり様子見している人が多いという理解で今日は新規のエントリー控えました。
6232 自律制御システム
唯一の保有銘柄です。
今日は他に漏れず上昇してくれました。
時間軸を広げるとまだ横ばいってな感じですが、出来高の急騰具合を見ると短期で上昇は十分にあり得ると考えています。
目先は直近高値の3185円まで行けるか、または超えられるかが鍵になりそうです。
ただし、最近欲張りすぎて利益を取り逃したミスを連発しているので怪しい時には早めの利食い、損切りを心がけたいと思います!
6616 トレックス・セミコンダクター
この銘柄はエントリーした訳ではありませんが昨日(12/22)「上がりそう」と言うことで取り上げました。
今日は残念な結果になってしまいましたが、まだ読者がほぼゼロなのが救いでした。
しかし、まだ可能性がなくなった訳ではありません。
明日、はらみ線のような形で出来高が大きい、陽線が出れば強い可能性ありです。
引き続きウォッチしていきます。
その他気になった銘柄が
4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド
今はちょうど、レンジ相場の中央です。
なぜ気になるかと言うと、今の相場状況で下げないからです。
コロナバブルで恩恵を受けた銘柄の1つであり、他のコロナバブル銘柄同様10月からの下げをくらってもおかしくありません。
しかし、「僕はまだまだ上がりますよ」と言わんばかりに、少し下げては反発しての繰り返しでくすぶっています。
高値圏で出来高も落ち着いており、大きく動き出す気がしています。
この銘柄も要注意でみていきたいと思います。
最後に
今は耐える期間だと思うので、あまり大きくは動かず様子見に徹しようと思います。
次なる大相場に備えてチャート分析頑張ります!
以上最後までありがとうございました。
株のスイングトレードで最適なエントリーポイントを掴む
今回はスイングトレードでの最適なエントリーポイントについて説明します。
スイングトレードについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
【入門編】スイングトレードで株を始める - イシダのチャート分析室
株を売買する上でエントリーポイントは誰にとっても悩みの種だと思います。
「いつ買えば儲かるのか?」
誰しもが考えることですが、残念ながら「こうすれば絶対儲かる」という方法はありません。
しかし売り手よりも買い手に有利なポイントは存在します。
買い手有利な状況のみエントリーする習慣を付ければ、1回毎のトレードで負けが合ってもトータルで利益が残せる様になるはずです。
買い手有利なエントリーポイントをを抑え勝率の高いトレード戦略を立てましょう。
目次
勝ちやすい売買ポイントとは?
初めに勝率が最も高くなりやすい売買タイミングはトレンドがある時です。
そしてトレンドがある状況で、小さな利食い売りが終わった後の押し目買いが、買い手にとって有利なエントリーポイントです。
これを聞いた方は「ただの押し目買いか」と考えるかもしれません。しかし重要なのは押し目買いのタイミングをどう掴むかです。
このエントリーポイントを誤ってしまうと、早すぎて損切りに合ったり、遅すぎて高値掴みになってしまいます。
押し目買いに最適なエントリーポイントを特定するために、まずは大きなトレンドを掴みます。次に小さなトレンドを分析し、最後にロウソクからエントリーを判断していきます。
この順序で分析し、トレンドがある中で正しい押し目買いを行えば勝率は格段に高くなってきます。
具体的な売買ポイント
それでは具体的な売買ポイントをみていきます。
上で説明した通り大きなトレンド、小さなトレンド、今日のロウソクの順に分析を行っていきます。
大きなトレンド
最初に大きなトレンドについてです。
基本的には3つのタイプに分けて考えます。
青丸が勝率を高めやすい大きなトレンドです。上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売り目線でトレードを考えます。
この時、チャートの表示期間を長くしたり、週足で見たりすると現在のトレンドが掴みやすいです。
小さなトレンド
次に小さなトレンドを見ていきます。
小さなトレンドとは大きなトレンドの中のトレンドです。
下の画像は大きなトレンドで使ったチャートの右端上昇トレンドを拡大したものです。
ご覧の通り、大きな流れは上昇トレンドでも小さな流れが横ばいや下向きの期間が頻繁にあります。
このチャートでは10ヶ月間で利益を上げられるポイントは3回しかありませんでした。
順張りをやっていて負けてしまう人はこの赤丸でエントリーしている可能性が高いです。
ロウソク足で判断
最後にロウソク足からエントリーを判断します。
上の画像で気づいた方もいるかと思いますが小さいトレンドの横ばい、下落の後に上昇トレンドがきます。
つまり小さいトレンドに対しては逆張り(押し目買い)を仕掛けていきます。
まずストキャスティクスで売られ過ぎ(20%付近)のところで2本の線がクロスするのを待ちます。
その後、MACDのクロスかロウソクが5日移動平均を超えたところがエントリーポイントになります。
下降トレンドで空売りを狙う時も同じような流れで売りを狙います。
利食い・損切りはいつ?
利食い
利食いについては下記を指標にすると分かりやすく、早まった利食いを避けられます。
基本的に上から順番にシグナル点灯が早いです。
「下がるのを見てられない」という方は一番上が最も安全ですが、タイミングが早すぎる場合もあることに注意してください。
もちろん中長期で上がると確信があれば、大きいトレンドが転換するまでキープするのもありです。
損切り
損切りについてはまず最低ラインを設けてください。最大でも資産に対して2%下がったところに逆指値をおくべきです。
例えば100万円運用で1000円の株を100株買った場合、逆指値は800円に置きます。
しかし、これはあくまで最低ラインです。
基本的にこの売買ポイントで正しくエントリーできた場合、すぐに上昇していきます。
数日間横ばうか、下がったりする場合は逆指値まで待たず、一度撤退を検討してください。
注意すること
上記の戦略で注意すべき点をあげます。
勝率が高いと言っても実際は、焦りや欲望から分析を間違えたり、ダマシもよく起こります。
必ず損切りラインを決めて「この後どう動けば正解か?」と自問してください。想定通りいかない場合はタイミングがずれている可能性があります。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ここまで読んで頂いた方は自分でチャートを検証してくれると思いますが、今回の戦略は参考程度に考えてください。
たとえ今回取り上げた戦略をそのまま実行しても、性格的に合わなければ判断を誤ってしまうはずです。
トレード戦略は自分の性格に合った物を自分で考えて練るしかありません。
その過程で今回の記事が参考になれば幸いです。
以上、ありがとうございました。
12月22日(火) 新興市場は下降トレンド?
今日はマザーズ指数がついに5日移動平均を割り込んで下降トレンドの形になってしまいました。
1160円辺りのサポートラインも一気に下抜けしてしまいました。
「今日から下がる」とは言い切れませんが、トレンド転換した事実は否めません。
目先、次のサポートは1070円辺りを意識しています。
厳しい状況ですが、下がった後には上げがきます。
そこでチャンスを掴めるよう、下げている時こそチャートを注視していきます!
個別銘柄
4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド
今日、逆指値に触れて同値撤退しました。
0円
エントリーの読みは正しかったと思いますが、やはり全体が弱い時は個別も弱い。
ここ最近の弱い相場でも耐えていましたし、今日も下げ幅こそ大きいですが出来高を見ると厚くはないです。
ということは下落が一服すればリバウンド買いが入ると思われるので、引き続きウォッチしていきたいと思います。
6232 自動制御システム
昨日エントリーした銘柄です。
今日はほぼ昨日と同値引けで、なんとか持ち堪えています。
明日以降も全体的に弱そうなので切ってしまおうか迷いました。
しかし損切りシグナルが出ているわけではないので、継続しました。
いいなと思った銘柄
6616 トレックス・セミコンダクター
上昇率ランキングから発見しました。
注目した理由は、出来高とチャート形から「短期で上昇するかも?」と感じたからです。
画像にも書いていますが、11/24ごろから出来高の段上げが起きています。そこから大きく値下がりしたり、出来高が小さくなったりすることなく、昨日から上昇の雰囲気を漂わせていました。
しかし、グロース株のようなファンダメンタルではないので長期的な上昇トレンドになるかは分かりません。
それらを踏まえ、今考えられる戦略は、
- まだ上がると信じて翌日の寄付でエントリー
- 押し目をまって、更に上がりそうならエントリー
私は戦略2でいきます。
今日だけで7%上昇していますし、どうしても高値でエントリーは恐怖を感じてしまうので戦略1は見送ります。
ただし、上がった株を買うのが定石なので資金に余裕がある人は、試しに戦略1を試してみるのもアリです。
以上で今日の日記を終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
正しいトレード心理を身に付ける
今日は 12月21日(月)大反省な1日の投稿でも触れた「トレードマインド」について考えたので、改めてまとめます。
株のトレードで利益を上げ続けるには、トレード手法も去ることながら、精神面も鍛えなければなりません。
トレード技術は経験を重ねて、それなりにチャートを見る習慣があれば後からついてきます。
しかし、トレードにあったメンタルは意識的に訓練しなければ、いつまで経っても成長しません。
実際に本を読んで「あるべき精神状態」を分かっていても、意識的に矯正しなければ、誘惑や恐怖をコントロールすることはできません。
私自身、4年間トレードをしてきて、「もっと早く知っていれば」と最も感じる要素です。
なかなか利益が伸ばせない人にとって勝利へのヒントとなるような内容になっていますのでぜひ最後まで目を通してください。
目次
状況別精神状態
トレードメンタルが未熟な人は、自分の置かれている状況によって感情がコロコロ変わっていきます。
おそらくトレード経験者であれば感じたことのる感情だと思います。
それぞれの状況をイメージしながら目を通してください。
■勝っている時
「トレードの才能がある」
「何買おうかな?」
「そろそろ大きく仕掛けよう」
■負けている時
「どうせまた負ける、、、」
「次は取り返す!」
「もっと勝てる手法があるはずだ」
■含み益がある時
「そろそろ利益確定したい」
「先月はこれだけ負けたからもう少し上がるまで待とう」
「下がるかもしれない、利食いしておこう」
■含み損がある時
「分析は正しい、上がるはず!」
「損失確定嫌だから、もう少し様子見しよう」
「この前買ったからまだもう少し耐えよう」
■含み損がすごい時
「戻すまで放置しよう、、、」
「底値でナンピンすればとり返すことができる」(短期トレーダー)
「次から気をつけよう」
こんな心の声が聞こえたことありませんか?
このような心の声が制御できた時、本当の勝ち組トレーダーになれると思います。
これらは全て邪念です。
例えば先月資産に対して10%のマイナスを食らっている状態で、今資産に対して10%の含み益があるとします。
どんな気分になるか想像して見てください。
「トントンだ、とりあえず利食いしたい」と考える方がいるかと思います。
そのような感情を抱いているとチャートが売りシグナルを出しているように見えてきます。
そして後から振り返ると、まだ上げ途中で利益を取り逃した、という結果になることがあります。
ここで言いたいことは上記の例であげたような邪念がチャートの見方を歪めてしまうということです。
エントリーすべき時に臆して機会を逃したり、利食いが遅れて利益が残せなかったり。私たちの感情がトレードに大きく邪魔をする場合があります。
あるべき精神状態
それではあるべき精神状態を考えていきましょう。
私が考えるベストな精神状態は邪念がない状態、つまり無感情です。
聞こえは悪いですがお金をお金と考えず、ただゲームで数字が増えたり減ったりするぐらいの感覚がいいかと思います。
損切りする度に、「あれ買えるぐらい損してる、、、」と感傷的になると、必ず次のトレードで機会を逃すような邪念が生まれます。
そしてエントリーが遅れ、また損切りという悪循環に陥ってしまいます。
これは私自身、何度も経験しているので間違いないでしょう。
もちろん損切りに至った原因については反省するべきです。しかし利益を伸ばせない人は反省ではなく悲観していることがあります。
このサイクルを淡々と繰り返す精神状態を作っていかなければいけません。
正しいトレードメンタルの作り方
損失や利益に対してどう感じるか。性格の影響が大きいと思いますが、後から矯正できると思います。
私自身、小心者でドキドキしながらエントリーし、少しでも下がると落ち込むような性格でしたが、ある程度緩和することができました。
実際にやってみて良かったと思う、邪念を振り払う方法をあげます。
売買ポイントを1つに絞る
ここ以外は絶対エントリーしないと決めてしまうことで、無駄な考えを捨てることができます。
売買機会は少なくなりますが、大事なのは勝つことよりも、ルールに従うことです。
それを徹底するためにもオススメの方法です。
何を狙ってエントリーしたのか。ここを忘れてしまうと邪念が生まれやすくなります。
この時にただ損切り値を決めるだけではなく、ロウソクがこんな形の場合は?どんな上がり方を想定して?など、より具体的な行動プランも決めておくといいかと思います。
瞑想
ゾワゾワした時はとにかく心を落ち着けることが重要です。
株価を見て高揚したり、ドキドキする時には5分だけでも瞑想して落ち着くことをお勧めします。
瞑想は精神状態の安定にとても効果があったので強くおすすめします。
本で勉強
ゾーン、リスクの心理学、ザ・トレーディング、ファスト&スロー
最後に
ここまで書いておきながら、私自身もまだまだ修行中です。
今でも邪念に襲われることが多々あります。
しかし、「余計なこと考えてるな」と客観的に自分を見ることで少しづつ冷静を保てるようになっています。
トレードメンタルについて考える以前とは成績も違いますし、何より普段の精神状態がとても安定しています。
今日この記事を読んで今までテクニカルばかり考えていたな、と思い当たる節がある人はトレードメンタルについても考えて見てください。
質問等あればコメントにお願いします。
以上最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
12月21日(月)大反省な1日
全体感
まずは新興市場の指数で感じたことを書きます。
今日は全体で見れば横ばいな1日でした。
日足では5日移動平均上と25日移動平均の間で大きな動きはなし。
ただしここ2日間上ヒゲが伸びています。
これをどう捉えるか難しいところです、、、
- 買いが入ってきた→そろそろ上昇?
- 買いが入っても陰線引け→まだまだ弱い。
こんな思いが葛藤しています。
週足ではまだ中期移動平均線を割っていませんし、ロウソクも反転の兆しと見えなくもないコマで下ヒゲを引いた形です。
考えも分からないので、個別で強いところに乗って行くという結論に至りました、笑
そしてタイトルの通り今日はメンタルの甘さがモロに出てしまいました。
個別銘柄の反省点を振り返っていきます。
損切り・利食い
4056 ニューラルポケット
+500円
12/15にエントリーしました。買値から10%以上含み益がありましたが、今日1日で全て飛ばしました。
まず、エントリーする時に焦って5分足などみずにエントリーしてしまいました。
結果的15日の高値圏でエントリーしてしまい、その日の終値では大幅なマイナスでした。
もう1つ、反省があります。
なぜか「もっと上がる」と考えてしまい、逆指値を置かず利益を全く残せなかった。
短期間で20%以上あがっているのでドローダウンがあるのは明らかだったので最低限利益は確保できるよう対処すべきでした。
欲に負けた結果、何も残らず時間だけ浪費してしまいました。
6036MRT
0円
12/9にエントリーしました。
エントリー理由は陰線翌日、出来高を伴った陽線で強さを感じたためです。
結果は今日、逆指値にあたり同値撤退しました。
私のトレードルールでは矢印で示した日に利食いすべきでした。
しかしここでも「まだ上がりそうじゃん」と、欲に駆られアホールドです。
翌日も長い上ヒゲで弱いことがわかっていたのに、またまたアホールドです。
結局、強制退去させられるまで諦めきれず惨敗です。
以上が大反省の内容です。
たまたま損失が出なくて良かったですが、改めて欲深さを何とかしないとヤバいと感じました。
保有株
次に保有株です。
ここからは同じ過ちを犯さないよう、引き締めていきます!!
4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド
ここは想定通り上昇してくれました。出来高の5日平均も若干右肩上がりになっていて形としては悪くなさそうです。
ただし、また欲に駆られてバカをしないよう、逆指値を引きあげました。
6232 自律制御システム研究
今日エントリーした銘柄です。
エントリー理由は出来高増加、MACDとストキャスのGCです。週足も大きな問題なさそうなのでエントリーしました。
1つ心配なのが、横ばいの可能性が拭きれないことです。
短、中、長の移動平均線は収束しています。どちらかに動きそうなタイミングですが、このままダラダラ横ばってしまったり、更に下がってしまうことは十分にあり得ます。
よって大きく上昇しなければストキャスのDCで損切りするつもりです。(最も転換が早いから)
今日は反省も多かったですが、弱さを認識できて良かったとも思っています。
株をトレードする、つまりテクニカルに比重を置いて売買する場合、手法よりもメンタルが勝敗を分けると理解してきました。
そして「あるべき姿」は分かっているのに、なかなか近づけない。
トレードって修行みたいですね、笑
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。