【チャート分析】ソフトバンクグループ(9984)のチャート分析。トレンド転換の可能性あり?
個別銘柄のチャート分析を行うシリーズです。
私はテクニカル分析中心の短期スイングトレードを軸に普段トレードを行っています。
記事の内容は個別銘柄チャートからテクニカル分析を行います。
現在の株価から今後の動きについて記載しますが、あくまで過去の値動きから考えた私なりの考察ですので実際に売買する際は自分の考えを持って参考にしてください。
また、テクニカル分析のみ取り上げますので、ファンダメンタルは一切考慮していません。
記念すべき第1回目はソフトバンクグループ(9984)を取り上げます。
大型株ながら値動きが激しく、売買に悩んでしまう人も多い銘柄だと思います。
しかし、冷静に分析してみると面白いパターンが幾つか見えてきました。
それらをヒントに売買ポイントを探してみると勝率も上がりやすいと思いますので、最後までお付き合いお願いします。
目次
大きな流れ(月足チャート)
初めに大きな流れがどちらに向いているのか見ていきます。
↓は月足チャートです。
細かい上げ下げはありますが、大きなトレンドとしては2012年から右肩上がりです。
1年上げると、2〜3年調整するという周期が確認できます。
そのような傾向を考えると、2020年は大きく上昇した年だったので、来年は調整の年となるかもしれません。
小さな流れ(週足チャート)
↓次に週足チャートを見ていきます。
画像(2016/2~2020/12週足チャート)
特徴としては3ヶ月周期で上げ下げ横を繰り返す傾向が強いです。(画像の青い四角が3ヶ月周期です)
現在は週足ベースで3ヶ月目の上昇に差し掛かっています。
今週は大きめの陰線で引けていることから周期的には、そろそろ調整局面を意識されやすい時期だと考えられます。
小さな流れ(日足チャート)
まず大きいチャートで見ると、すでに上昇トレンドが7ヶ月近く続いています。↓
(私は75日移動平均線の向きからトレンドを判断しています。)
過去のチャートをみると2016/12~2017/12など1年間上昇トレンドの期間がありましたが、基本的には長くとも6ヶ月以内が多い気がします。
次によりクローズアップした日足チャートです。
4月末からの現在の日足チャートです。↓
まず注目すべきは出来高です。
4月以降右肩下がりに小さくなっているのが分かるかと思います。
出来高の流れを説明します。
このチャートでもトレンド末期の兆候が見えなくもありません。
そして画像赤丸で囲んだ出来高を伴った上昇ですが、私は2通りのパターンを思いつきました。
- ボックスの段上げ
- 最後のダマシ上げ
判断が難しいですが、一個したのボックス上限が7300円辺りにあり、ここで反発するかで結果を判断したいと思います。
まとめ
長期視点
月足チャートで説明したように1年の上昇と2〜3年調整という周期が今回も当てはまれば、来年は調整局面に入る可能性があります。
しかし、トレンドはまだまだ上向です。
中期視点
3ヶ月周期で考えると、そろそろ下げてくる時期です。
今週の週足チャートも陰線で引けており、下げ初めの可能性ありです。
短期視点
12/25時点での下げがどこで止まるかが問題です。7300円周辺、一段下のボックスの上値で反発すればボックス相場のボトムと考えられます。
しかし長中期の分析を含めて考えると、一旦は下向きのトレンドを作ると考えています。
以上がソフトバンクグループのチャート分析です。
現時点では高値近辺なので中長期でエントリーは難しいと感じました。
ただし長い目でみると上昇トレンドが崩れた訳ではないのでファンダメンタル的に成長力があると判断できれば押し目買いはできそうです。
私は短期では空売りを軸に前略を立てました。
記事が長くなってしまうのでここでは割愛します。気になる方はコメントやtwitterから聞いて頂ければとお答えします。
最後に
改めて分析をすると、トレンドサイクルが掴みやすく、売買シグナルもダマシが少ない印象をうけました。
短期トレードはやり易い印象を受けたので、チャンスがあれば売買したいと思います。
トレード日記で日々のトレードログを綴っております。そちらでもチャート分析をしておりますので、ぜひ覗いてみてください。
以上最後までありがとうございました。