イシダのチャート分析室

株のチャート分析に関するブログを投稿しています。

12月19日(土) チャート分析な1日

 

今日は朝からチャート分析です。

 

日足の表示期間を長くして眺めていたらトレンドについて新しい発見がありました。

 

1つ目の発見はトレンドの判断基準について整理出来ました。

メインのトレード時間軸で日足を使う場合は、75移動平均の向きとロウソクの位置関係でトレンドを測ります。

上昇トレンドは75日線上むき↗️でロウソクが移動平均の上にあります。下降トレンドは逆です。

利益が出やすいのはトレンド相場なので逆張り、順番りどちらにしてもトレンドを作っている銘柄をトレードすべきだと改めて感じました。

 

反対に、最も避けたいのは横ばいです。

75日移動平均線が横ばい→でロウソクは小さく、移動平均線を頻繁にクロス。

いつ上昇するか読めませんし、仮に上がっても大した値幅はありません。

f:id:TOSIKAsh:20201219150917p:plain次にいつトレンドと判断しエントリできるかについてです。

上画像でも分かるとおり、トレンド相場と横ばい相場では出来高が明らかに違います。

(※大型株は当てはまりません。)

トレンドを作る場合は、ギアが変わったように出来高が大きくなっている点に気付きました。

つまり出来高の段上げがトレンドのサインと言えそうです。

この発見からトレードに活かせそうな戦略を思いつきました。

まず横這いから1回目の上昇はスルーします。そして押し目を作る時に出来高が前の水準まで戻らず、再度上昇するなら上昇トレンドと判断してエントリーする方法です。

この方法なら上昇の初期にエントリー出来るので短期から中長期の戦略に活かせそうです。


 

2つ目の発見は下降トレンドについてです。

下降トレンドは貸借銘柄の場合、同じような兆候が見られます。

つまり下降トレンド中は出来高の段上げが起こります。

 

しかし信用銘柄は基本的に出来高が小さくなっていました。

売り圧力は買った人の損切り、利確売りしかないので時間の経過と共に出来高がしぼむのは当たり前ですよね。

要するに信用銘柄は、人気(買いたい需要)がなくなった時が上昇トレンドの終わりと言えます。

 

そのような発見から信用銘柄で上昇の終わりを見極める方法は、「株価は上昇してるのに、出来高はこれまでの水準よりも小さくなっている」ことが基準の1つになりそうです。

ピンポイントで終わりを判断することはできませんが、上記の兆候があれば「そろそろ利食いが必要かも」と警戒する目安にはなると思います。


 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

トレンドの判断、特にトレンドの変わり目って捉えることが難しいですが、ピンポイントで初動を見つけるよりも、トレンドができてから押し目を狙う方が安全だと感じました。

最後まで読んで頂いた方はぜひご自身のチャートで確認して見てください!!

 

これからもチャート分析で発見したことがあればブログ投稿していきたいと思います。