MACDを使って株で勝つ方法
今回はMACDの売買サインを使ってトレードを行った場合、実際に利益を上げられのかについて検証を行いました。
結論として、、、高確率で利益を上げられます。
ただし注意点や避けるべきポイントも見えてきたので、その辺りも紹介していきます。トレードで上手くいかない方は参考までに目を通してみてください。
※MACDを全く知らない方は、下記の記事が分かりやすいのでこちらを読んでから本文を読むことをおすすめします。
MACD | チャートの見方 | 為替レート&チャート | auじぶん銀行
目次
MACDを勧める理由
MACDをおすすめする理由は売買サインがシンプルという理由です。
私はこれまで様々な指標を組み合わせて、最適なエントリーポイントを探そうと躍起になっていた時期があります。
しかし分析を重ねトレードルールが複雑になったことから、「こっちはサイン出てるけど、こっちはまだ早い。う〜ん、どうしよう」と自ら判断ができない状況を作ってしまい、損失を重ねていました。
自分で自分の首を絞めていると気づいてからは、シンプルで期待値がプラスの売買ルールに身を任せることで、利益を上げられるようになった経験をしています。
そしてシンプルを追い求めて、たどり着いたのがMACDのクロストレードだったので今回紹介しようと思いました。
MACDの売買サインで本当に勝てるの?【検証結果】
ここからは実際にチャートを使ってどれくらい売買サインが有効なのか確認していきます。
初めに売買ルールです。
以上の2点が今回の売買ルールです。
(2484出前館)
3/24からの12/11までの日足チャートです。実際にMACDのゴールデンクロスがあった箇所を赤丸で印をつけています。
まずエントリーポイントは8ヶ月で10回ありました。
実際に損切りになったのが、10/16と11/5にエントリーした2回のみで勝率80%です。(チャートの1と2)
今回MACDが機能しやすいチャートを選んでいることもありますが、かなり好成績だと感じませんか?
次に下降トレンドも確認していきます。
ちなみに下降トレンドでも買ポジションでエントリー設定です。
(4751サイバーエージェント)
18/5/1から19/4/22の約1年間の日足チャートです。エントリー回数は12回。損切りになったのが4回。
下降トレンドでも勝率66%です。
下降トレンドの逆張りという、転換点を捉えることが難しい相場でもある程度の勝率は確保できているのが分かるかと思います。
実際のトレードではエントリータイミングが遅れたり、メンタルの問題からエントリーできなかったりと失敗することも多いため、勝率は上の例よりも低くなります。
しかし、売買サインの分かりやすさと確度は確認できるかと思います。
MACDの弱点
次にMACDの弱点についても説明していきます。
1 横ばい相場
MACDはトレンド相場で短期の転換点を捉える時に力を発揮してくれます。しかし、反対に値動きが小さい相場は2本の線が横ばいで重なった状態が続き、クロスしたと思いエントリーすると翌日にはデットクロスで損切りに引っかかることが頻発します。
横ばい相場では、どのインジケーターを使おうと利益を上げることが困難なため、避けルべきかと思います。
2 上昇相場での小さな押し
相場が強い時、押し目ができても非常に小さく、すぐに反発上昇する場合があります。そういった強い相場では、チャート自体は右肩上がりですが、MACDは横ばいだったりデッドクロスだったり、チャートとは反対の動きをすることがあります。
これはダイバージェンスと呼ばれる現象で、転換が近いことを告げるサインでもありますが、後から見ると、上昇を取り損ねた!と思うことがあります。
(4436ミンカブ・ジ・インフォノイド)
まとめ
MACDは弱点もありますが、それ以上にシンプルで的確に売買サインを教えてくれる強力なインジケーターです。
なかなか相場で利益を上げられないという方は是非自分のチャートで確かめて、実際のトレードに活かしていただけたらと思います。
今日は「MACDはすごい」ということだけお伝えしてきましたが、次回はもう少し踏み込んだ使い方や、より精度を高めるための工夫なども投稿していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。質問等あればコメントにお願いします。